静岡県浜松市整理収納アドバイザー 松崎陽子です。
衣替えついでにクローゼット整理をしようかな〜と思ったのに、上手くいかなくて意気消沈。。。
そんな経験はありませんか?
片づけの現場で直面する生徒さんの現状から改善点をお伝えします。
衣類が収納スペースからはみ出て所有していませんか?
まずは、収められる量と現在所有している量を確認しましょう。
収められる量とは、クローゼットバーの部分と下などに配置する衣類ケース、枕棚などです。
特にクローゼットバーにギュウギュウに詰め込まれていたら、それはとても勿体ないこと。
風通しも悪くなり、カビが生える原因になったり、選ぶ際に取り出しにくさを感じたり。
良いことはひとつもありません。
そして、衣類ケースも同様。
こちらも、ぎゅうぎゅうに詰め込まれていたら、取り出しにくさを感じたり、畳む面倒さが生じます。
割と多く拝見する事例にプラスチック製品の衣類ケースの高さ30センチ(外寸)の場合、折り畳んでしまう際に上の部分が余っていたりしませんか?
その空間が勿体無い!
概ねトップスやボトムスを折り畳んでしまう際は、高さ24センチタイプでも大丈夫な場合が多いです。
そして、最後に衣類の分散です。
他のお部屋に分散していたら、まずは集めてどれだけ所有しているかの確認は必須です。
特に多いのが子ども部屋などに分散していることです。
クローゼットが片づかない負の連鎖が起こる原因
総量がわからないことは、無駄に衣類を増やすことに繋がります。
それは、負の連鎖の始まり!
衣類が多い→収納スペースに収まらない→部屋を飛び越えて分散→総量が把握できない→勢いで衣類を購入してしまう→最初に戻る(笑)
探し物が増えることも。。。
こうなると、どんどん審美眼も落ちますし、服に囲まれているのに着たい服がないという現象を生んでしまいます。
この辛い現実を打破する為にはどうしたら良いのでしょうか?
答えはただひとつ。
総量の把握です。
勇気を持って、まずはどれだけの洋服を所有しているのかを把握しましょう。
全て取り出すことはとても勇気のいることですが、この量を把握できていないからこそ、生まれる負の連鎖があることを思い出しましょう。
いつか着るかもという服にオーラを感じますか?
痩せたら着るは、痩せたら今旬の服を買いましょう。
迷ったら、着用してみてください。
そして、鏡の前でジャッジしてみて。
あなたを輝かせてくれる一着であるかは、自分でなければわかりません。
そう、実は手に取った時にすでにジャッジはされています。
私は、現場でこのような光景を沢山拝見してきましたが、私に要ると思いますか?と生徒さんに聞かれたらほぼ要らないモノだとジャッジしてます。
自分で選べないぐらい迷うモノだからね(笑)
総量が把握できたら、収納スペースに対して余裕ある量を意識して戻していきます。
概ね7割が適量です。
季節の変わり目には少し増えますから、普段はその程度の余裕があれば対応できますね。「
最後までお読みいただき、ありがとうございました。