浜松市にて活動しております、整理収納アドバイザーの松崎陽子です。
綺麗な収納に憧れるも何から始めて良いのか分からない。
そんな風に悩んでいたら、最初の一歩から始めてみませんか?
収納を作る際に、必ず押さえておきたいポイントをご紹介します。
全出しから始める意味
まずは、収めたいモノを全て取り出してみます。
億劫に感じてしまうかもしれませんが、最初は、小さなスペースから始めてみましょう。
冷蔵庫や薬箱、鞄などでも大丈夫。
全出しが億劫に感じない箇所から始めて勢いをつけることが大切です。
全出しすると、意外とその量の多さに驚くかもしれません。
でも、これが大切な一歩!
どれだけのモノを所有していたのかを知ることが、以降の片付けやモノの維持に欠かせない思考の変化を起こします。
薬箱の場合、外用薬と内服薬に大きく分かれてきます。
最初は、大きなカテゴリーで分けてみて、総量を把握していきます。
普段あまり飲んでいない、もう不要なモノであればここで処分を行います。
いざという時に慌てない為にも、特に余裕ある時に確認しておくと良いですね。
厳選後は、チーム分けでカテゴリーを明確に分けてみよう。
ある程度厳選したら、次は残ったモノをチームごとに分けていきます。
チーム外用薬、チーム内服薬でもOK!
数が多いなら、チーム絆創膏、チームケア用品、チーム風邪薬などでも大丈夫。
自分や家族がわかりやすいと思うチーム分けで良いのです。
過去のレッスンでは、キッチンスペースでチームタッパーやチームパスタ、チームお菓子なんて分類もありました。
レッスン中にひと笑起こるタイミングですが、そうしてわかりやすく分けて見ることが整理収納の第一歩なのです。
今までがいろんなモノがごちゃ混ぜになっていたなら、チームに分けるという行為が片付けのハードルを下げる大きな要因となることでしょう。
チーム分けで各アイテムの総量が確認できたら、改めてもう一度適正量であるかを確認してみましょう。
絆創膏多いなとか、これは使用期限近いから別に保管しておこう、など気づきもあるかもしれません。
その気づきこそが、とても大事なのです。
収納の鉄則は、明確なゾーン分け
最後に収納を完成していきます。
この時のポイントは、収めるべきスペースの採寸です。
幅、高さ、奥行き。
それぞれを測っていきます。
引き出しなら、立ててるあるいは並べて収めると見た目も美しく、把握もしやすくなります。
重ねてしまうと、下に何があるのか分からなくなるので、出来るだけ避けます。
広い収納スペースなら、ある程度のゾーン分けで明確に収納場所を決めていきましょう。
枕棚、クローゼットバー、下段など概ねのゾーン分けでごちゃついたスペースがすっきり見栄え良くなります。
ここで詰め過ぎは要注意です。
何がどこにあるのか分からなくなるだけでなく、視覚的にもストレスを感じたり、収納の仕組みを作る上でもハードルがとても高くなります。
引き出しにちょうどいいケースを用意するのはとても大変ですが、採寸した数値を検索にかけて探してみます。
キッチンのカトラリーや机の引き出しの文房具におすすめな仕切りは、ニトリの伸縮性トレーがあります。
伸縮するので、設置可能なサイズなら微調整が可能です。
引き出しの中で動くこともないので、ストレス軽減となります。
引き出し、棚などを仕切る時は、ケースやファイルボックスなどがおすすめです。
おもちゃ収納なら、ケースを使ってチーム分け。
その後、ゾーンをはっきりと分けてケースを設置します。
チームシルバニア、チームレゴ、チームお絵かきみたいな感じです。
何がどこにあるのかが明確になると、取り出しやすくしまいやすい仕組みが生まれます。
まとめ
まずは、厳選から始めてみよう!
厳選後は、チーム分けでそれぞれの総量を把握。
収納を作る際は、採寸から。
どこに何を収めるかのゾーン分けを決める。
適正なケースを取り入れて、取り出しやすくしまいやすい仕組みを。
ぜひ、最初の一歩から始めてみてくださいね。
小さなスペースから始めてやる気アップが合言葉です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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