浜松市 整理収納アドバイザー 松崎陽子です。
本日は、ビフォーアフターのご紹介です。
今回ご紹介させていただくEさんは、とにかく地道に努力を重ねておられる生徒さんです。
当初のお問合せは、ご自身の事ではなく、同居されているご家族を想い家の片づけを行いたいというものでした。
とてもご家族想いのEさん。
理想の暮らしもA4の紙いっぱいに書き出していただきました。
ご両親の為にも安心・安全な家を。
ストレスいっぱいな家を快適空間に。
理想の暮らしを沢山書き出してくださる方は、皆さん行動力が半端ないです。
およそ一年ほど前にお問合せをいただき、今では家の半分が片づいてきました。
それまでどこに何があるのかわからない。
広い収納スペースには使っていないものばかり。
その為には、まずはご自身が片づけの方法を身につけて、克服したい!という強い動機を持っておられたのです。
片づけをしてもらうのではなく、片づけを行うのは自分。
そう強い意志を持ち、地道な努力を重ねてここまでこられたのです。
最後の書類整理まで頑張りましょう!と始まった家の片づけでした。
始めに行ったのは、Eさんご自身のクローゼット。
モノの持ち方はとてもシンプル。
あとは、適正な収納ケースの導入で大きく変わると確信したお部屋でした。
では、ビフォーアフター及びご感想のご紹介です。
ブログ掲載にはご快諾をいただいております。
ビフォー
アフター
ご感想のご紹介です。

今までクローゼットの片付けは、プラスチック製の衣類ケースや棚を置いたりと、一応は1番やっていた場所だったのですが何となく使いずらく、特に枕棚はほとんど使えていませんでした。
アドバイスを頂き、スクッブボックスを使う事で枕棚に置いた物でも取りやすくなり、布団も立たせて収納ができました。

トップスとアウターは全てハンガーにかけた事で、片付けやすく取り出しやすくなりました。
衣類ケースも今まで引き出しが開けずらい事がよくあったのですが、一つ一つ独立型にする事で、引っかかって開かないストレスが全くなくなりました。
今まではクローゼットをしっかり片付けたと思っても何となくごちゃごちゃした感じになっていたのですが、今回の片付けで全体の色も統一されてスッキリし、開けると嬉しいクローゼットになりました。

Eさんのクローゼットの改善ポイントは、適正な収納ケースの導入です。
連立タイプの衣類ケースから積み重ね式のタイプに変えることで、引き出しが引きやすくストレスを感じなくなります。
また、色の統一や奥行き、高さなどのサイズを統一することで、見た目もスッキリします。
枕棚も同様に、適正な収納ケースを導入することで使い勝手が格段に良くなります。
その後、キッチン、冷蔵庫、ずっと片づけたかったご両親のクローゼットと進まれています。
ご高齢の両親との片づけは、とても難しい部分があります。
でも、Eさんのご両親への愛情はとても深く、地道に手を動かすことで、それまでのお悩みを吹き飛ばすかのような変化が訪れています。
片づけは収納の技術はもちろんですが、それ以上にやると決めて手を動かすことが何より大事。
そして、動機を明確にして何に向かって進んでいるのかを常に頭に入れながら行う行為です。
Eさんがここまで頑張れているのは、何よりご自身の努力の結晶です。
特にキッチンは2日に渡り行わせていただきましたが、それはそれは懐かしいアイテムが沢山出てきました。
それだけお母様は愛情をかけてご飯を作り、お子さんたちに美味しいお菓子を作り続けてきた証拠なのです。
Eさんの深い愛情はお母様から受け継がれてきた愛情そのもの。
いつも笑顔でお出迎えしてくれるご両親には感謝しかありません。
その後、キッチンへ進まれたEさんは、更にスッキリを実現してくださいました。
次回はキッチン編をお届けいたします。