浜松市で活動しております、整理収納アドバイザー松崎陽子です。
片付けと言えば、どう収納しようと悩まれることが多いですね。
過去の私も収納=片付けと思っていたので、ホームセンターや100円ショップに走っては収納グッズを買い揃えていました。
でも、この思考がそもそも間違いだったとしたら?いつまで経っても片付かない現実しか築けません。
ノウハウばかり気にせずに、まずは前に進むためのマインドを見つめ直してみませんか?
綺麗を維持するために必要なのは、「所有量の把握と維持」
収納ノウハウはとても大切。
モノを収める時に、どこにどんなケースを使い綺麗に整えるのか。
これは、人により適正なケースとそうでないケースがあります。
でも、その前に必要なアクションがあります。
それは、片づけの目的や動機を明確にすること。
その上で、収納スペースに対して余裕あるモノの量にすること。
以降、その量を維持することです。
簡単なように見えて、実は家の片付けでとても大変な作業は、モノを減らすことや捨てることなのです。
いかに綺麗に沢山収めようではなく、自分のライフスタイルと照らし合わせて必要な量を知ること、そして厳選することができるかに掛かっているのです。
強い意志と覚悟が片付けを前進させてくれる。
その為には、強い意志と覚悟が必要です。
明確な動機はその背中を押す役割があります。
ゴールが見えない状態で突き進むのと、明確なゴールがあるスタートはやる気も変わるということです。
書き出すことで、明確に可視化することも有効です。
期限を決めたり、部屋を撮影することも改めて住空間を知るきっかけになります。
やると決めても三日坊主に。続けられるコツとは。
理想の暮らしをイメージして、書き出して可視化もした。
期限も決めて、週末の休みを使って一気にやろうと思ったのに。
あれれ、いつの間にかやる気がうせてしまった。
つい忙しい日常を過ごしているうちにシュルシュルとまるで風船がしぼむように、メラメラと湧き上がっていたやる気も小さくなってしまいます。
そのような経験のある方も多いと思います。
私自身も何度もそのような挫折は経験済み。
大量に買い込んだ収納ケースが紙袋に入ったまま。
その紙袋を見る度にさらに罪悪感に苛まれていくのです。
なぜ人は、やる気が続かないのか。
厳選、厳選の繰り返しで楽しくない。
↓
綺麗な収納に憧れているのに、中々理想通りにならない。
↓
達成感を味わえない。辛いし、面倒に感じる。
↓
その為、やる気が日毎に薄れていく。
物事を続けていく為には、やる気のあるうちにひとつでも多くの成功体験や達成感を味わい、楽しいもっと続けよう、自分は出来る!とある意味自分で自分を騙すようなテクニックが必要です。
認知心理学者であるアルバート・バンデューラ氏が提唱した「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」をご存知でしょうか?
ある状況下で結果を出すために適切な行動を選択し、自分はやれると認知することです。
その為に必要なことは
・ひとつでも多くの成功体験から達成感を味わうこと。
・他者の成功を目にする
・他者から励まされること
・自分はできると成功経験をイメージすること。
片付けに限らず、受験や就職にも言えることかもしれません。
私は片付けられる!と自分を信じて、まずは一歩前進。
片付けブログを読んで自分も頑張ろうとやる気を奮い立たせたり、プロにアドバイスをお願いすることも有効なのです。
片付けのプロは、ただノウハウを伝えるだけの役割ではなく、伴奏し共にゴールを目指すパートナーなのです。
暮らしの基礎を作る為に、モノの維持管理をスムーズに行えるようにすることが必須
片付けは単に住空間を綺麗に整えるだけではなく、モノの維持管理をスムーズに行えることで、生まれる価値があります。
時間に余裕を持てるようになる。
経済的な無駄に気づき、貯蓄が増えるきっかけに。
家族との楽しいコミュニケーションが取れるようになる。
逆に言えば
探し物ばかりの毎日。
モノをすぐに失くすから、経済的な負担が増えたり、W買いの元になる。
散らかり放題の住空間は、イライラが募りいつも家族と喧嘩が絶えない。
様々なデメリットを生むきっかけにもなるのです。
片付けはノウハウよりも、まずは手を動かし必要な量に絞り切ること。
その後、収納やインテリアといった仕組み作りや装飾へと進んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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